3時限目:“増やす”というより“減らさない”という考え方
投資に対してどういったイメージをお持ちでしょうか。
『すごいスピードで倍増する』?
『ギャンブルみたいなものだから結局うまくいかない』?
いろいろあると思います。
投資はギャンブル(賭け)ではないです。ギャンブルっぽく向き合うことは出来ますが。実際にそういった方も少なくないのだと思います。
ファンダメンタル面から、そしてテクニカル面から判断材料をかき集めて分析します。
根拠が集まれば投資判断を下す。
しっかりとした根拠に基づいて行ってください。
賭けだと考えるのならやらないほうが絶対にいいです。
特に僕が注力しているのが“損切り”という行為です。
損切りというのは損失が出てしまったときに、『また価値が回復するだろう』と考えてそのままにしておくのではなく、損が小さいうちに損としてしてしまう行為です。(難しいですね)
さらに放置したら回復どころかさらに損失を生んでしまう可能性がありますから
はやめに見切って損失を小さくするんです。
損切りを丁寧に行うことで損を小さくすることが出来ます。
これが最大のポイントです。
なので『増やす』ではなくて『大きく減らさない』という感覚です。
ここさえそれなりに丁寧にやっていれば基本的に資産は増えていきます。
『減らさないように、って考えていても増えないのでは?』
と思う人もいらっしゃると思います。
そのあたりも含め次回に説明していきます。
では、また。
次回、
4時限目:“増やす”というより“減らさない”という考え方②
◆略歴◆
氏名 伊籐明機良(いとうあきら)
1985年、福岡県生まれ。トレーダー。大学のゼミで金融商品の研究を行い、投資と出会う。SE時代、主業の傍ら独自の投資プログラムをコーディング。現在はシステムトレードをはじめ、外貨、株式等の投機的投資を行う。